本研究は，ストループ課題を用いて，比率一致 性効果の機序について検討することを目的とする。 比率一致性効果の生起要因には，競合解消経験が もたらす注意調整以外に，随伴性学習が強く関与 する，という見方もある（Schmidt,&Besner, 08）。ストループ課題 逆ストループ課題 ch 4：ADHD < TDC 課題中の脳活動 ストループ課題 群間で主効果なし 逆ストループ課題 ・ch 4(右LPFC)においてTDCと比較してADHD児で 有意に低い ・ADHD児のみで左に限局した脳活動 結果 (t(18) = 231, p = 0033)英語日本語間で生じる言語内・言語間ストループ効果の検討 大学生と中学生の比較 池田 智子 , 松見 法男 , 森 敏昭 発達心理学研究 5(1), 3140, 1994
ストループ効果とは 事例から心理学的実験までわかりやすく解説 リベラルアーツガイド
